平成28年度 医療法人社団創進会みつわ台総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数  26  99 112 152 276 325 652 915 894 280
平成28年度の退院患者数を年齢階級別(10歳刻み)に集計しています、年齢は入院時の満年齢です。
70歳以上の患者さんが全体の56%を占めており、当院医療圏においても急激な高齢化が進んでいることが伺えます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科(循環器科;呼吸器科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 68 18.96 17.95 4.41% 80.99
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 44 17.52 12.43 0.00% 82.93
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置1-なし 手術・処置2-なし 副傷病なし 40 21.78 12.84 2.50% 78.93
0400801499x003 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)手術なし 手術・処置2-なし 副傷病なし A-DROPスコア3 36 17.75 17.43 8.33% 86.31
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)手術なし 手術・処置2-なし 副傷病なし A-DROPスコア2 35 14.66 15.29 2.86% 84.51
循環器科・呼吸器科では高齢の患者様が多く約8割が70歳以上の患者さんとなっております。
老々介護や自宅退院が難しい等の社会的背景により、退院調整などが必要となり、在院日数が長くなる傾向にあります。
内科(消化器科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
150010xxxxx0xx ウィルス性腸炎 手術・処置2-なし 75  7.07  5.50 0.00% 45.83
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの)その他の手術あり 手術・処置2-なし 副傷病なし 19 10.74 10.93 0.00% 71.26
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 局限性腹膜膿瘍手術等 手術・処置2-なし 副傷病なし 18 14.50 11.06 0.00% 69.44
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置2-なし 16 10.31  9.02 0.00% 70.25
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 16  2.94  3.00 0.00% 75.25
消化器内科では、大腸ポリープなどの内視鏡的粘膜切除等の治療が多い診療科ですが短期滞在手術基本料対象のため表には掲載されておりません、そのためウイルス性腸炎、胃十二指腸潰瘍での出血、胆管結石、胆管炎での治療かが多くなっております。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 32  8.00  7.89 0.00% 50.31
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 31  9.84  9.08 0.00% 68.26
060150xx99xx0x 虫垂炎 手術なし 副傷病なし 24  6.04  6.91 4.17% 34.96
150010xxxxx0xx ウィルス性腸炎 手術・処置等2-なし 19  6.95  5.50 0.00% 50.42
060210xx9910xx ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし 19 13.21 13.77 0.00% 72.21
憩室性疾患、腸閉塞、がDPCコード分類において多い疾患になります。
鼠径ヘルニア手術は短期滞在手術基本料対象のため表には掲載されておりません。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿骨近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 158 46.39 27.63  6.33% 81.06
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 122 32.01 20.57  9.84% 79.42
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病あり  55  5.38  5.49  3.64% 52.58
160800xx99xx0x 股関節大腿近位骨折 手術なし 副傷病なし  34 30.79 15.97 26.47% 80.65
071030xx99xxxx その他の筋骨格系・結合組織の疾患 手術なし  32  8.98 10.31  3.13% 60.81
当院での整形外科における手術の1/4は股関節大腿近位骨折の手術で、内約9割が70歳以上の患者さんとなっております。回復期病棟でのリハビリの後に退院する患者さんも多く、平均在院日数は全国平均よりも長くなる傾向にあります。同様に胸椎、腰椎以下骨折損傷についても8割近くの患者様が70歳以上と回復期病棟でのリハビリの後に退院となる為、平均在院日数が長くなる傾向となっております。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置2-なし 19  3.11  3.44 0.00% 78.47
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 13  5.31  5.80 0.00% 34.15
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置1-なし 13  4.31  5.11 0.00% 47.31
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり  -  -  6.76  -  -
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1-なし 副傷病なし  -  -  5.94  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

一番多い疾病は、眼瞼下垂で、二番目に多い疾患は、鼻骨骨折で手術をされる患者さんで、三番目に多い疾患は、軟部、皮下の腫瘍の
患者さんとなり、ともに全国平均在院日数で退院されています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010069xx99000x 脳卒中の続発症 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 45 78.84  9.99 0.00% 72.84
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 24  6.67  7.52 8.33% 58.08
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2-なし 副傷病なし 20 12.45  9.87 5.00% 75.60
010080xx99x00x 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし 11 10.18  9.36 9.09% 45.82
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2-なし 副傷病なし 10 19.50 11.83 0.00% 80.00
脳神経外科では脳卒中で入院される患者さんが多くを占めております。急性期治療後回復期病棟における「脳血管疾患の後遺症」としてリハビリ治療を行っているため、全国平均在院日数に比べ在院日数が長くなっております。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 17  2.00  3.34 0.00% 59.00
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2-なし 副傷病なし 10 13.60 10.09 0.00% 32.40
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2-なし 副傷病なし  -  -  5.85  -  -
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1-なし、1,3あり 手術・処置等2-なし 副傷病なし  -  - 11.38  -  -
050170xx99000x 閉塞性動脈疾患 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 副傷病なし  -  -  8.28  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

心臓血管外科における多い疾患は、下肢静脈瘤、気胸となっております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 20  6.05  7.44 0.00% 79.85
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2-なし 副傷病なし  -  -  8.87  -  -
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-1あり 副傷病なし  -  - 14.77  -  -
110060xx01x0xx 腎盂・尿管の悪性腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2-なし  -  - 14.07  -  -
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術  -  -  9.98  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

最も数が多いのは、膀胱癌に対する経尿道的手術治療です。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx99xxxx 卵巣の良性腫瘍 手術なし  -  -  5.15  -  -
120110xx99xx0x 子宮・子宮附属器の炎症性疾患 手術なし 副傷病なし  -  -  8.04  -  -
120250xx99x0xx 生殖・月経周期に関連する病態 手術なし 手術・処置等2-なし  -  -  4.93  -  -
12002xxx99x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-なし  -  -  9.34  -  -
120230xx02xxxx 子宮の非炎症性障害 子宮鏡下子宮中隔切除術、子宮内腔癒着切除術(癒着剥離術を含む。)等  -  -  2.50  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

婦人科での入院治療は卵巣のう腫、骨盤腹膜炎などです。手術適応の患者さんにつきましては他院への紹介をさせて頂いております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020220xx97xxx1 緑内障 手術あり(両眼)  -  - 14.33  -  -
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり(片眼)  -  -  9.15  -  -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし  -  -  2.61  -  -
160250xxxx0xxx 眼損傷 手術・処置等1-なし  -  -  4.90  -  -
020160xx99xxxx 網膜剥離 手術なし  -  -  4.86  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

眼科入院の多くは白内障手術での予約入院となっております、白内障手術は短期滞在手術基本料対象のため表には掲載されて
おりません。白内障手術件数につきましては「診療科別主要手術別患者数等」をご参照ください。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 20  4.00  5.24 0.00% 60.45
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 11  5.18  5.50 9.09% 32.00
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし  -  -  9.60  -  -
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等  -  -  7.28  -  -
030428xxxxxxxx 突発性難聴  -  -  9.37  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

耳鼻咽頭科における入院治療は前庭機能障害によるめまい、扁桃周囲膿瘍、顔面神経麻痺、突発性難聴で約7割となっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 21     -     -     -     -     -    1    7
大腸癌 19     - 15     - 40 24    1    7
乳癌     -     -     -         -     -     -    1    7
肺癌     -     -     - 20     -     -    1    7
肝癌     -     -     -     -     - 12    1    7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

※1:UICC TNM分類
UICCとは国際対がん連合のことで、UICCで採用されているがんの進行度を判定する基準として国際的に
活用されているがんの分類方法です。
28の部位ごとに各種の検査結果から、
T・・・原発癌の大きさ、広がり、深さ
N・・・原発癌の所属リンパ節転移
M・・・他の臓器への遠隔転移状況
と区分し、それらを総合して病期(ステージ)を判定しています。

※2:癌取扱い規約
癌の状態や治療結果を記録する際の約束事を関連学会がまとめた物です。
癌の進み具合を評価する為の基準を示し、治療法の選択や治療効果を評価するための基準となります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 12  5.33 40.75
中等症 47 18.19 85.13
重症 76 15.03 79.53
超重症 32 22.78 85.34
不明    -    -    -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

※最も患者数が多かったのが重症患者であるが、中等症や超重症患者に比べ平均年齢が若干低くなっている、重症度分類には年齢も
評価されている為、引き続きデータ分析を行う必要があると考えます。

※成人市中肺炎の重症度とは、
入院時の年齢が20歳以上で、院外発生した肺炎で入院した方の重症度を点数により分類したものです。

※重症度分類は、A-DROPスコアを用い、軽症~超重症の4段階で表記されます。(重症度分類の各因
子が一つでも不明な場合は「不明」と分類し、重症度の計算には年齢・性別因子が考慮されます)

※A-DROPとは、
A (Age:年齢)・・男性70歳以上、女性75歳以上
D (Dehydration:脱水)・・BUN(尿素窒素)21mg/dl以上、または脱水あり
R (Respiration:呼吸)・・SpO2(酸素飽和度)90%以下(PaO2:動脈血酸素分圧60Torr以下)
O (Orientation:意識障害)・・意識障害あり
P (Pressure:血圧)・・収縮期血圧90mmHg以下
※5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点
※ただし、ショックがある場合は、1項目のみでも超重症となります。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内    -    -    -    -
その他    -    -    -    -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内    -    -    -    -
その他    -    -    -    -
I63$ 脳梗塞 3日以内 42 34.45 77.62 12.50%
その他    -    -    -    -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内    -    -    -    -
その他    -    -    -    -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内    -    -    -    -
その他    -    -    -    -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内    -    -    -    -
その他    -    -    -    -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内    -    -    -    -
その他    -    -    -    -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

発症日3日以内の「脳梗塞」患者さんが一番多く、次いで発症日3日以内の「一過性脳虚血発作及び関連症候群」となっております。
当院では、脳梗塞発症後4.5時間以内に組織プラスミノーゲン活性化因子の投与を行う、t-PA(超急性期脳卒中)治療も一部対応しております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科(消化器科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 153 0.39  1.45 0.65% 65.49
K654 内視鏡的消化管止血術  24 0.29 10.88 4.1% 70.92
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う)  19 6.47 10.47 0.00% 67.21
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層)  17 1.24  8.00 0.00% 70.47
K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術    -    -    -    -    -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

消化器内科では大腸腺腫症、大腸ポリープに対し短期入院で行う内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術を多く行っています。 次いで内視鏡的消化管止血術や胆石の内視鏡的乳頭切開術を多く扱っております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 36 2.36 2.97 0.00% 68.75
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 33 2.06 5.18 0.00% 56.52
K7434 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術) 18 1.72 3.33 0.00% 60.17
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 17 4.41 3.65 0.00% 68.94
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 17 0.82 4.76 0.00% 38.71
外科では鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、胆のう炎等に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術を多く行っております。虫垂炎に対しても腔鏡下での手術を行っており、近年は腹腔鏡下による手術が主流となり、平均在院日数も短くなっております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿・上腕) 123 3.69 37.48  6.50% 75.41
K0811 人工骨頭挿入術(股・肩)  60 4.33 32.82  3.33% 79.67
K0462 骨折観血的手術(前腕・下腿・手舟状骨)  38 4.71 13.87 15.79% 49.95
K0732 関節内骨折観血的手術(手・足)  33 2.61  7.48  9.09% 64.15
K0463 骨折観血的手術(鎖骨・膝蓋骨・指・その他)  32 3.06 15.19  3.13% 49.00
整形外科では四肢骨折観血的手術が多く、中でも大腿骨に対する骨折観血的手術が最も多く、次いで人工骨頭挿入関節置換術
(肩、股、膝)となっています。これらの疾患対象患者さんは高齢者の方がほとんどを占めております。
当院では整形外科での手術件数がもっとも多く、全手術件数の4割となっております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) 10  0.10  1.90 0.00% 78.20
K333 鼻骨骨折整復固定術 10  1.80  2.10 0.00% 29.90
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)  -  -  -  -  -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満)  -  -  -  -  -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上)  -  -  -  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

形成外科では高齢の患者さんの眼瞼下垂症手術の割合が多く、次いで鼻骨骨折整復固定術となっております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 20  1.00  13.05 0.00% 77.25
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所)  -  -  -  -  -
K1742 水頭症手術(シャント手術)  -  -  -  -  -
K1642 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下)  -  -  -  -  -
K1641 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜外)  -  -  -  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

脳神経外科では頭部外傷などによる慢性硬膜下血腫穿孔洗浄の割合が多く、次いでくも膜下出血に対するクリッピンッグ、水頭症におけるシャント手術などを行っております。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 17  0.00  1.00 0.00% 59.00
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 10  2.10  8.60 0.00% 71.10
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 10  5.10  7.50 0.00% 32.40
K597-2 ペースメーカー交換術  -  -  -  -  -
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術  -  -  -  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

心臓血管外科では下肢静脈瘤のラジオ波治療(RFA)の割合が多く、次いで下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管拡張術・血栓除去術や自然気胸に対する胸腔鏡下肺切除術の割合が多くなっております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 21  1.43  3.81 0.00% 79.24
K610-3 内シャント設置術 12  3.42  5.50 0.00% 63.25
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用)  -  -  -  -  -
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術  -  -  -  -  -
K8352 陰嚢水腫手術(その他)  -  -  -  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

泌尿器科では膀胱癌に対する経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)の割合が多くなっており 次いで腎不全 透析導入の為の内シャント設置の割合が多くなっております。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K861 子宮内膜掻爬術  -  -  -  -  -
 
 
 
 
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

婦人科での入院治療は卵巣のう腫、骨盤腹膜炎などです。その他手術適応の患者さんについては他院への紹介をさせて頂いております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 167  0.50  3.34 0.00% 76.63
K279 硝子体切除術  -  -  -  -  -
K2683 緑内障手術(濾過手術)  -  -  -  -  -
K270 虹彩光凝固術  -  -  -  -  -
 
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

眼科での白内障手術は超音波乳化吸引術(PEA)+眼内レンズ挿入術(IOL)を行っており、眼科での手術のほとんどを占めております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K368 扁桃周囲膿瘍切開術  -  -  -  -  -
K300 鼓膜切開術  -  -  -  -  -
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術)  -  -  -  -  -
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)  -  -  -  -  -
K342 鼻副鼻腔腫瘍摘出術  -  -  -  -  -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

耳鼻科での全身麻酔下での手術は副鼻腔の手術になります。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一    -    -
異なる    -    -
180010 敗血症 同一 20 0.54%
異なる 10 0.27%
180035 その他の真菌感染症 同一    -    -
異なる    -    -
180040 手術・処置等の合併症 同一 10 0.27%
異なる    -    -
※10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記

【傷病名】
・播種性血管内凝固症候群・・・感染症などによって起こる、全身性の重症な病態
・敗血症・・・・・・・・・・・・・・・・・・感染症によって起こる、全身性炎症反応の重症な病態
・その他の真菌感染症・・・・・・・・真菌による感染症
・手術、処置等の合併症・・・・・・手術や処置などで一定割合で発生してしまう病態(術後出血や創部の感染等)
                  (合併症はどのような手術でも、どのような患者さんでも一定の確率で起こり得るもので、医療ミス
                   とは異なります)

【入院契機】
・同一・・・・・・入院のきっかけとなった病名と同一である
・異なる・・・・・入院のきっかけとなった病名とは異なる

※初回データ作成の為、傾向については評価できませんが、当院は救急搬送受入れに力を入れている事から、重症者や高齢者の
救急搬送件数の増加及び、緊急手術の増加に伴い、これらの発生件数も増加する事が懸念される為、注意深く傾向を観察・分析
する事が必要であると考えています。
更新履歴
20170925
初回公表データ作成。